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2012年12月30日 (日) | 編集 |
今年面白かった本

1 犯罪  罪悪  

ドイツの弁護士が自身の経験をもとに書いたと思われる犯罪短編集、完結な文体が気持ちいい

2 さらば雑司ヶ谷 

タランティーノの映画みたいな小説 

3 殺し屋ケラーシリーズ 

本屋で伊坂幸太郎の推薦文にひかれて読んだ いいキャラしてる

4 独裁者の教養 

中国ネットウォッチャーの書いた新書 中国ワ州の謎の独裁者・鮑有祥にせまる

5 マージナル・オペレーション 

ニートが傭兵になるという設定に惹かれる
リアリズムとファンタジーの同居がガンパレードマーチを思い出す
小説も面白いけどゲームも作ってほしい

6 カリコリせんとや生まれけむ 

芸術に疎いから知らなかったのだけど有名な芸術家のエッセイ
面白い人だけどあまり身近にいてほしくないタイプ

7 刑務所なう  

ホリエモンの獄中記 ムショにいるのに俺の100倍充実してる感じw

8 一般意思2.0 

内容を半分も理解できたか怪しいのだが刺激的な本だった
ただ著者のtwitter見てるとお前全然これ実践できてなくねと思ったりする

9 非選抜アイドル  

AKBのマイナーメンバーの人が書いた本 
アイドルってのは人の夢と欲望に応える大切な職業なのだろうけど
自分の大切な人にはやってほしくないと思った

10 ビブリア古書堂の事件手帖 

実写ドラマ化が決まっていろんな意味で話題になっているが普通にいいラノベです
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2011年11月09日 (水) | 編集 |
隣の家の少女という小説はタイトルの通り
(主人公の)隣の家の少女の話だ

よく衝撃的な小説といえば とかで紹介されてて興味もったわけだけど
実際読んでみるとたしかにきっつい小説だった

簡単に言うと両親を事故で失った姉妹が養子として引き取られた家で
虐待されまくってついには姉のほうが殺されちゃうっていう
ひっでえ話だ(実際の事件をもとにしているらしい)

主人公の少年はその姉に一目ぼれして仲良くなって
その虐待も知ることになり現場に立ち会うようになるって話

もちろん主人公は虐待に衝撃を受け助けたいと思うんだけど
親にも警察にも言えないし、これは躾なんだっていう虐待者に反論もできない
主人公自身は参加はしないけど心の中では少女にも虐待される理由があるのではとか
性的虐待の際には自分もやってみたいとか考えてしまう

結局最後の最後では勇気をふりしぼるんだけど時遅しみたいな展開だ
この小説基本的に主人公の一人称で進むからこの
どうにかしたいのにどうにもできない感がすごくて
虐待のシーン以上にそういうなにもできない自分に苦しむシーンがきつい

とっとと警察に通報しろよとかも思うんだけど実際自分が12歳の少年で
同じような状況になったときにそれができるのか
ていうか仮に今虐待されてる女の子が近くにいることに気が付いた時
その子を助ける行動がとれるか?結局見なかったことにするんじゃないかとか
そもそもこういう小説って事を知ってこれを読んでる自分と
少女を虐待死させた一家とどれほど差があるのかとか

いろいろと考え込んでしまう小説だ


2009年02月17日 (火) | 編集 |
村上春樹のエルサレム賞授賞式でのコメント

もし高くて硬い壁があり
それにぶつかって壊れそうな卵があるとしするとしたら、
どんなに壁が正しくどんなに卵が間違っていようとも
私は卵の側に付くだろう。
何故か?
それは我々一人ひとりがひとつの卵だからだ。
壊れやすい卵に収められたユニークな魂。我々はみな壁に立ち向かっている。
壁とは、われわれを強制するシステムのことだ。
私が小説を書く理由はひとつだけだ。
それは個人のユニークな神性(divinity)を引き出すことだ。
ユニークさを満足させることだ。
システムが我々を混乱させるのを防ぐためだ。
だから、私は人生の、愛の物語を書く。
人々を笑わせそして泣かせる。
我々はみな人類であり、個人であり、壊れやすい卵だ。
我々は壁に対して勝ち目が無い。
壁は高すぎるし、暗すぎるし、冷たすぎる。
壁と闘うために我々は我々の魂を暖かさと強さのためにつながなくてはいけない。
システムにコントロールされてはいけない。
我々は我々自身を創らなくてはいけない。
システムを作り出したのは我々なのだ。

イスラエルの人々よ、私はあなたがたに感謝します。
私の本を読んでくれたことに。
我々の間に何か有意味なものを共有できることを望みます。
それが、私がここにいる最大の理由です。




甘っちょろいっていう人もいるだろうけど
俺はいい言葉だと思う。

壁と卵っていうのはイスラエルのような戦争やってる国だけではなく
日本のような一応平和な国にもあって
もっといえば卵の中にさえ壁と卵がある。

壁がないと卵が倒れてしまうから
卵は壁を作らざるをえないのだけど
壁は放っておくと巨大になりすぎて
守るべき卵を押しつぶしてしまう




決して強い壁(イスラエル)が弱い卵(パレスチナ)を
いじめていると非難している政治的コメントではない。
まあ分かっててそういう意味として報道してるんだろうなあ

歪曲して都合のいいようにする人らも
悪意があるわけじゃないってのが悲しいね
でも彼らが否定するイスラエルやパレスチナの人も
悪意はないのだ、残念なことに・・・

なんか海辺のカフカの作中で
図書館に因縁つけにきた女性団体を思い出した


ますます夏に出るという小説が楽しみになってきた
2008年02月09日 (土) | 編集 |
自己啓発書をよく読む。
落ち込みやすいからこの手の本読むと
栄養ドリンク飲んだ後みたいになれるから
効果なんて実はないんだってのはどっちも同じだね。

その手の本で最近「ひきよせの法則」というものを知った。
アメリカからやってきた概念らしく
簡単にいうと意思と思考は現実になるというもの。

幸運や不幸といったものはそれを望んだり考えたりしたものに
ひきよせられていくという考えで
病気になるのは病気を望んでいるから
貧しいのは出費のことを考えているからと説く

金持ちになりたかったら自分は金持ちなんだと思えばいい。
それを信じられたら幸せだろうなとは思う。
残念ながら自分はどうしても
たとえばレイプされて殺された女性が
それを望んでいたからだとは思えないし
金金いってるやつが金持ちになれるとも思えない。

しょせん栄養ドリンクなんだから
落ち込んだ時に元気をくれればいい
非科学的だとか言い出したら全部がオカルトだ。
だからひきよせの法則を論理的に批判するつもりはない。


だが、この本則には怖い部分がある。
「ひきよせ」の人たちの世界には自分しかいないからだ。
自分の意思だけで世界が決まると思っている。
俺のようなネガティブな人間は彼らにとっては存在しないもの
ノイズでしかありえない。

この思考法を信じられたら前向きに生きれるだろう。
落ち込んだときは特にそう思う。
だがその前向きさはちょっとなんかあったら一転、
強烈な虚無感と自己否定に陥る気がする

だって不幸はすべて自分が原因なのだから
不幸を望んでないつもりなのに実は望んでいる自分を許せなくなる。
ただでさえいやなことがあるとダメージ大きいのに
さらに責めをうけるのだ。しかも自分に。逃げ場はない。

こんな宇宙にしてしまった自分は壊れてしまえ
そういう発想にたやすく変化してしまう気がする。


今朝アメリカで銃乱射事件があったというニュースをみた。
この手の事件のたびにメディアや警察は
犯人が残虐な本やゲームや映画を所持してないか探すが
本当はどんな啓発書を読んでいたのかを調べるべきだと思う。


世界には神とあなたしか存在しないのだ。
そういう考えの人間がたくさんまわりにいたら、正直怖い。

2006年12月05日 (火) | 編集 |
ちょっと早いが今年読んだ本でよかったものをランキング形式で紹介してみようと思う。

1位 老ヴォールの惑星 小川一水

広大な迷宮に閉じ込められた政治犯たちの話「ギャルナフカの迷宮」、まったく文化の違う異星人とのコミュニケーションを描いた「老ヴォールの惑星」、マトリックスのようなバーチャルリアリティー話に三角関係をからめた「幸せになる箱庭」、無人惑星の海に墜落しひたすら救助をまつ軍人を描いた「漂った男」の四本の短編が収録されている。四作ともとても独創的でかつ面白く話にひきこまれた。表題作の老ヴォールは多少難解だったがSFにありがちなおいてかれた感はない。全部読んで欲しいが特に漂った男は必読だ。作者は女性不信の人なのかなと感じるシーンがいくつかあった。俺自身も女性不信なところがあるのでそういうシーンもバカな女だなと思いながら楽しめたが女の読者は不快に思うかもしれない。

2位 フェルマーの最終定理 サイモン・シン

「直角三角形の斜辺の二乗は、他の二辺の二乗の和に等しい」
17世紀の数学者フェルマーが発表した定理だ。フェルマーはこの定理の証明をしないまま死んだため、他の数学者がかわりに証明、または反証しようと試みた。証明されたのは1993年。なんと300年もかかったのだ。この本はフェルマーの最終定理の証明に挑んだ多くの数学者たちのノンフィクションだ。最終的に証明はアンドリュー・ワイルズという数学者が達成したのだがそれまでの多くの先人の業績が無ければかなわなかったことがよく分かる。学問という世界の恐ろしさと素晴らしさを味わった。難解な内容だがとてもわかりやすく書いているので中学レベルの数学力の俺でも楽しむことができた。

3位 こころの処方箋 河合隼雄

今年亡くなった有名な心理学者河合隼雄のエッセイ。「人の心などわかるはずもない」「心の中の気持ちは51対49のことが多い」「心配も苦しみも楽しみのうち」など心に響く常識を語ってくれるので読んでてここちいい。一本一本が的確で短いので気軽に読める。この本を祖母の葬式の直後に読みすごく励まされた、なにかあって落ち込んだときに読むといいと思う。逆にいうと元気なときに読んでもパッとしないかもしれない。この本は、そういう本だ。

4位 わたしが・棄てた・女 遠藤周作

森田ミツという一人の純情な田舎娘の人生を、ミツを犯して棄てた青年の視点から描く。青年はミツを聖女というが俺は、「お前お人よしすぎるぞ、そんなんだからだまされるんだバカ」としか思えなかった。思えなかったのだが読んでいくうちに変わっていって最後は青年と同じようにこの女は聖女だとまで思うようになった。小説であることを忘れて、彼女の短くはかないが素晴らしい人生を思い涙が止まらなくなった。世界のどこかに本当にミツのような女がいるのではないかという幻想をまだ消すことが出来ない

5位 シャングリ・ラ 池上永一

近未来の日本を舞台にしたものすごく気合の入ったラノベ。環境保護がいきすぎて、東京はジャングルみたいになってしまい市民はアトラスという超巨大な建造物にすむ上流層と密森でゲリラのような生活を送る下流層に別れている。簡単にいうとその二つの立場の人間の争いの話だ。巨大なブーメランをあやつる少女や、ウソつきを呪い殺す少女などすごい力をもった少女がたくさん登場する。物語の謎の一つ、アトラスがたっている場所がすぐに読めたのが残念だ。

6位 プチクリ 岡田斗司夫

プチ・クリエーター略してプチクリ。同人誌やこういうブログやmixiなどのSNSを使うユーザーをプチクリと定義して今の時代はプロにならずに自分のペースで自分の好きなことをのんびり楽しむプチクリ的な生き方が一番だと提唱している。俺のような半端物にはすごく心地よい主張だが作者は以前はこれと正反対のことをいってた記憶があるのでどうして180度考えが変わったのかが気になる。

7位 生きるのがつらい 諸富芳彦

タイトル通り生きるのがつらいなと思ったときに読むといい。つらいときはつらいと思っていていいんだ、生きてるんだからときには精神的に病むこともあるさと安心できる。いいこといっているが作者はトランスパーソナルとかいううさんくさい団体の関係者なのでそういう部分はスルーするといいだろう

8位 捨てる技術! 辰巳渚

最近そうじ本ブームのようでいっぱいその手の本が出てるが数年前出たこの本がもとネタだと思う。この新書はベストセラーになったが批判も多かった。今思うと数年早かったのかなと思う。ようは「いらないものはもったいないとかいわずにドンドン捨てる」といってるだけの本だ。当たり前といっちゃ当たり前だがなかなかそれが出来ないから困ったものだ。

9位 ダーク・タワー スティーブン・キング

スティーブン・キングが学生のころから構想を練っていた西部劇風ファンタジー小説。来年あたまにやっと日本語訳の最終巻が発売される、全18巻。俺は16巻まで読んだ。まだ最後まで読んでいないから評価は下せないが今年一番長く読んだことは間違いない。

10位 出版会最底辺日記 塩山芳明

エロ漫画雑誌の編集長を男の日記。少しずつ出版界が先細って行って悲惨になっていく現場の雰囲気が伝わる。著者はものすごい毒舌で担当漫画家や読んだ本、政治家などをバッタバッタと口撃しているが読んでて不快感は感じない。ただ自分でもヌケないと思うような漫画を雑誌にしてそれで売れない売れないと嘆いているのに疑問をもつ。




ワースト一位 ディアスポラ グレッグ・イーガン

7月に買ったのにまだ読み終えない。なんでかっていうと分からないから、なんかすごいことが起こっていることはわかるがナニがナニやらわからない。解説を読むとココとココは飛ばしてココから読めと書いてあるからその通りに読むがわからない。とにかくすごいSFらしい。でもわからない。ホントわからない。 
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2006年03月12日 (日) | 編集 |
伊坂幸太郎著アヒルと鴨のコインロッカーを読む。

連続ペット殺人事件の犯人を追うペットショップ店員琴美の話と入学早々アパートの隣の住人に本屋襲撃の話を持ちかけられる大学生椎名の話が平行して進む。

二つの話には2年のブランクがある。琴美と椎名はまったく面識がないがすぐにつながっていることが分かる。琴美の友人と椎名に本屋襲撃をもちかけるのが同じ河崎という男だからだ。

と、いつこの二つの話がリンクするのかなと読んでいたらラストにどんでん返しがやってきてひっくりかえった。ネタを知ってしまえば序盤からたくさんその伏線ははられているんだけどまあ見事にだまされました。

琴美は大好きな動物を殺す卑劣なペット殺しをつかまえたいというはっきりした理由を持つが、では河崎は何故本屋を襲撃しなきゃならないのか?これがヒントだ。

この作家今注目されてりみたいでいくつかの作品が映像化されるらしいがこれは映像化したら大駄作になるはずだ。

読む前は変なタイトルと思った。だが読み終えた今はこれ以外のタイトルは考えられない。
2006年01月07日 (土) | 編集 |
数年ぶりに「ノルウェイの森」を読み返した。以前読んだときはあまり理解できなかった緑の魅力を発見した。うん、緑っていい女だ。

で、緑と主人公ワタナベくんとの会話シーンで気になる部分を見つけたので引用してみる。


「男の人って女の子のことを考えながらあれやるわけ?」
「まあそうだろうね」と僕は言った。「株式相場とか動詞の活用とかスエズ運河のことを考えながらマスターベーションする男はまあいないだろうね。まあだいたいは女の子のことを考えてやるんじゃないかな」
「スエズ運河?」
「たとえば、だよ」
「つまり特定の女の子のこと考えるわけね?」



ここなんだが俺ってあれするとき女の子のこと考えてないような気がする。どっちかというとスエズ運河に近いこと考えてる。いちおう人間のメスには人並みに性欲があるんだけど。

ううん。あれするときどんなことかんがえてるかな。今度メモとりながらやってみようかな。でもそうするとなかなか集中できなさそうだし・・・。

気になって仕方がない。
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